10月30日、Web会議サービスであるZoomにて特別学習企画が行われました。1年生である12期が企画、ファシリテーションを担当しました。 1年生と3年生合同の班、そして2年生のみの班に分かれ、「Zoomで謎解き」「山手線ゲームと見せかけて...」という二つの企画を行いました。
謎は大きくわけて2問あり、両方の問題を解くと1つの答えを導き出せるというゲームです。SNSを駆使しないと解けないなど謎が凝っているだけでなく、スライド自体にも様々な工夫がされていて解きごたえのある問題でした。
この企画では班員同士での思考回路や考えの共有が重視されました。謎解きという共通目標を通じてオンラインでのコミュニケーションや親睦を深めることができたと思います。
初めに各自がそれぞれ履修している・履修した一般教養科目をお題に山手線ゲームを行いました。そして、その山手線ゲームの中で最後に出てきた科目と社会のつながりや活用、自分で話してみたいことなどをテーマに話し合いをしました。このゲームの真の目的は、自分が履修している一般教養の授業が社会とどうつながっているかを考え、話し合うことでした。
コロナ禍の状況で授業の空気感がつかめず、半ば進級のために受動的に授業をこなすことも多く、そのような状況下において授業自体に意義を見出すのは困難ではありますが、このテーマを通じて、おろそかにしがちな「学び」について考え直す良い機会となりました。一般教養の科目であっても誰かと意見を共有することでさらに興味がわいたり、知見を広めることで勉強に対する姿勢も変化していくのではないかと思います。
新型コロナウイルスの影響で対面活動が出来ない中、1年生が企画、ファシリテーションを担当して有意義な特別学習企画を作り上げてくれたことが非常に頼もしかったです。FRに新しい風が吹く中、協力型の企画をすることで息抜きになるとともに、コミュニケーションの大切さを再確認するいい機会になりました。また、漫然と受けつつあった授業に取り組む姿勢について、サークル員と話し合いをする中で考えさせられるものがありました。
文責:奥田祐真