4月19日、日吉キャンパスにて初回定例会が行なわれました。
今回の定例会では10期代表と企画の2人が交互に進行する形で、サークルの概要説明、学習企画、各種告知の3つを軸に進めました。以下はその内容です。
サークルのVisionとMissionを新入生に確認した後、FRの四つのステップ(事前学習、勉強会、リフレクション、フィールドワーク)について全体の流れを説明しました。その後、諸注意についてサークル員全員で再確認しました。
初めの学習企画として、自己紹介ゲームを行いました。まず、予め用意されたワークシートの、「レアな体験」や「私、コレに弱いんです」といった15個の項目に記入しました。その後、その中から3項目を選び、1人1分程度でテーブルのメンバーに自己紹介をしました。その流れを、メンバーをシャッフルしながら数回行いました。
用意された項目には先述したような個性的なものもあり、各テーブルは大いに盛り上がりました。食事会など各種イベントで顔合わせや自己紹介をしているサークル員も既にいましたが、この定例会で更にお互いを知ることができました。
「東京都の名前を変えるとしたら?」、「パワハラをなくすためには?」という2つのテーマにおいて各テーブルで意見を出し合い、発表によって皆でアイデアを共有しました。
1つ目のディスカッションでは、「諭吉 K.O.」や「Great Dong Jing」などの個性豊かなアイデアから、「東和」や「港洛」など各漢字に思いを込めた本格的なアイデアまで幅広く意見が出ました。どのテーブルでも活発な議論が繰り広げられました。
2つ目のディスカッションは、最初のテーマがアイスブレイクの意味を含んでいたのに対して、もう一歩進んだ本格的なディスカッションへの足掛かりを目的として行いました。パワハラのない理想の社会を目的として設定し、被害者の立場にたって、より被害者が声を上げやすい社会、加害者を止めることができる社会について考えました。また、そもそも上下関係が厳格になりがちな年功序列制への提言や、ミスの責任の所在は部下にだけではなく上司の管理不足にもあることを軽視すべきでないなどの意見も出ました。
ディスカッションでは、意見を活発に交わすことができる人、黙りがちな人に分かれてしまうことが多いですが、11期は一人一人が積極的に意見の輪の中に参加しつつも他の人の意見を聞くことに長けており、どのグループでも盛り上がっている様子が見られました。また、今回の定例会が初めての参加となる新入生も多く、また3年生も多く参加したため、いい顔合わせの機会となりました。今年の活動は、多様な価値観を知り、新メンバーたちと自身を未来の先導者へと育てていける素晴らしい機会となると感じた、そんな初回定例会でした。
文責:竹長 はるな