今回の定例会では、2年生2名がコントを織り交ぜたプレゼンを、「分かりやすい医療崩壊」と題して行いました。以下が要点です。
・現在、医師の激務に対する十分な給与が支払われていない。
・地方の医師不足も問題視されている。
・モンスターペイシェント
医療安全に対する過度な社会的要求や資料費抑制など。医療崩壊=医療費崩壊とする考え方も。
・今後、震災の影響でより医師が必要になるのでは?
医療崩壊が起きたイギリスでは
・公共医療=無料
・民間医療=有料
公共医療期間は、安価で、短時間、長時間待ちの状態。
民間医療機関では、行きとどいた医療の反面、高額の医療費が掛かるため、低所得者はその恩恵を受けられない。
今、医療崩壊といえば
・たらいまわし
→救急で運ばれた患者さんが、受け入れを拒否される。
最大照会回数は産科患者26回、小児患者30回、重症患者49回
医療機関はすでに限界にきている。医師不足、看護師不足は、他の先進国に比べ、かなり低い順位。しかも、日本は高齢化社会が進んでいるため、よりいっそう医師が必要となる。
<医師不足の原因①>
過酷な労働状況と、低賃金寝る間もなく働かなくてはいけない。医師の平均時給は11位。(1弁護士2パイロット3フジテレビ4三菱商事5電通6大学教授、、、)
<医師不足の原因②>
モンスターペイシェントの増加救急車をタクシー代わりに医療費の支払い拒否医療訴訟の増加 警察の介入50年で産婦人科母体死亡は80分の1に。しかし、その分事故をすべて医師による医療ミスと訴えられる(医師のリスク増大)
→委縮医療への助長
全国の病院の7割以上は赤字
・最大の原因・・・医療費抑制政策
↑医療費亡国論がきっかけとなっている。
医療費政策よりも、財政を優先していることが大きい。
<解決策>
医師増員、チーム医療の導入医師 現在26万人(あと14万人は必要)
…年間100人増員では追いつかない。
日本では→主治医制
アメリカ→チーム制
専門分野を担当する→負担軽減、効率的な医療
<予算の見直し>
高速設置の緊急→250万円/1台
このような無駄を医療費に回すことができるのでは。
日本の政治家→医療問題への関心は低い
アメリカ→大学の医学部教授を顧問として置いている
<国民の医療崩壊への関心>
医療崩壊の現実をしらない国民は多い。
1月4日は医師の日
→日本の医療の実態を国民にアピールして行く日にしようと考えている。