1月15日、港区立東町小学校にて行われた「麻布ゆるスポーツユナイテッド」に参加しました。今回は、第4回テーマ「医師不足と医療崩壊~これからの日本医療~」に関連し、健康の維持に欠かすことのできない運動に焦点を当て、フィールドワークを開催しました。
ゆるスポーツとは「年齢・性別・運動神経に関わらず、だれもが楽しめる新スポーツ」(世界ゆるスポーツ協会HPより)のことであり、今回のイベントは世界ゆるスポーツ協会と港区が共同で開催したイベントでした。世界ゆるスポーツ協会が考案したものから、一般の人たちが考案したものまで約10個のスポーツを体験することができました。
当日会場につくと、気温の低い日にも関わらず、大人から子供まで多くの人で賑わっていました。
まず、私たちは会場の中央で行われていた、「アワアワ!せんたくテニス」で体を動かしました。このスポーツは、二人一組となり、様々な洗濯物を用いてバランスボールを相手コートに打ち込むというスポーツです。ルールを聞くと、一見簡単そうではありますが、洗濯物の大きさの違いや二人の息の合わせ方などが想像以上に難しく、気が付くと夢中で競技に取り組んでいました。
また、座って行うことのできるスポーツ、「ゴキブリバンバン」も体験しました。このスポーツは、ゴキブリに見立てたカプセルをハエ叩きを使って相手陣地に落とすというスポーツです。座って行うスポーツにも関わらず、終わる頃には息が上がっており、きちんとスポーツとして成り立つものでした。
その後、会場内にある全てのスポーツを体験し、勝敗に一喜一憂しながらも、体を動かすことの楽しさを感じることが出来ました。
今回このイベントに参加し、どのスポーツも大学生でも楽しめる、そして自ずと必死になるものであることに驚き、楽しんでスポーツに参加することができました。最も印象的なことは、スポーツを終えた私たちの疲れた様子を見て、スタッフの方が「これは遊びではなくて、スポーツだからね」と仰ったことです。どのスポーツにしても、ルールは簡単で分かりやすいものですが、必死に取り組まなければ勝つことができないものばかりでした。私は運動に苦手意識がありましたが、そんな私でも気が付いたら疲れていたと感じるほどの、程よい運動ができました。このような取り組みが広がり、多くの人が抵抗なく運動を行えるようになれば良いと思います。
文責:小沢真緒