2015年度 第6回フィールドワーク

@JAL機体整備工場


 2月15日(月)、東京モノレール新整備場駅に集合し、JAL機体整備工場を訪問しました。飛行機を間近で見ることができるということで、サークル員一同わくわくしながら会場へ向かいました。

空×学ぶ


 まず、航空教室で、飛行機が飛ぶ仕組みや羽田空港の概要などを学びました。

「飛行機はなぜ飛べるのか」という、知っているようで実は知らなかった素朴な疑問について、分かりやすく説明していただきました。ベルヌーイの法則と凧揚げの原理が関係しているそうです。また同時に、飛行機の整備についても学ぶことができました。

 

 説明が終わると、展示エリアを見学しました。航空整備士、空港スタッフ、客室乗務員、パイロットなどの仕事が分かりやすく紹介されており、実際に使用されていた客室乗務員用のシートにも座ることができました。また、大年表や歴代の制服も展示されており、JALの歴史についても知ることができ、大満足したと思いきや、これだけではありませんでした。もっと楽しみたいという人のために、制服試着体験をすることができました。サークル員の皆は、思い出の一枚を撮ることができました。

空×見る


 事前知識を得たあと、いよいよ格納庫の見学をしました。間近で見る飛行機はとても大きく圧倒的でした。安全運航を支える機体整備は、少しの油断も許されません。そのため、飛行機の整備には、大きく4つの種類があります。それは、飛行機が到着してから次の目的地に出発するまでの間に行う整備、約500時間の飛行ごとに約6時間かけて行われる整備、約1年半ごとに7〜10日かけて行われる整備、6〜8年ごとに一度1か月かけて行われる整備です。空の安全は、多くの時間と多くの労力によって保たれていることを学びました。 

 また、格納庫は滑走路に面しており、飛行機の離発着を間近で見ることができました。凛としてクールな飛行機。私は思わずシャッターを切りました。

 

所感


 このフィールドワークを通し、いつも何も考えずに乗っていた飛行機ですが、私たちが安心して飛行機に乗られるのは、この整備のおかげであるということを身をもって感じました。また、離発着する飛行機を間近で見たことは、とても貴重な経験となりました。FRのフィールドワークでは、普段見ることができないものを見たり、考えたりする機会を得ることができます。これからも積極的に参加したいと思いました。

 

文責:齋藤真那子