2013年度 第1回フィールドワーク

@ガイアックス社オフィス



 5月12日、2013年度第一回のフィールドワークとして五反田にあるIT系ベンチャー企業のガイアックス社のオフィスを訪問しました。

 

 これまでもフィールドワークとして様々なところに行ってきたのですが、実は企業を訪問するのは初めてで少し緊張気味に五反田駅に集合しました。

 

 まずは、オフィス見学ということで当然スーツの方に案内していただけるものと思いきやエレベーターから降りていらっしゃったのがラフな服装の方々で、初めは少し意外に思った参加者も多かったようです。


 ただ、オフィスや休憩所、さらに会議室などを順番に見学させていただいたのですがどの部屋も非常にリラックスして仕事に集中できるように考えられており、私服での業務というのもそうした工夫の一部なのかなと納得させられました。


 大学生の私たちから見ると企業のオフィスというのはお堅いイメージが強かったため、バランスボールにすわって仕事をする、あるいは小規模なパーティーが開けるような休憩室のようなリラックスして仕事に取り組める環境を整えているオフィスはとても印象的でベンチャー企業らしさを感じることができました。

 

 また、今回のフィールドワークからは定例会で扱った内容をふまえたものとなっており、オフィス見学終了後には社員の方からネット選挙についての現状とガイアックスさんが行っているビジネスの内容についてクイズなども交えながらわかりやすく説明していただきました。

 

 今年の夏の参議院総選挙からネット選挙が解禁されます。私たちもすでに定例会の事前学習などで学んでいたのですが、比較的若い政治家はツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアを積極的に活用していくようになる一方で、年配の政治家などはこのようなソーシャルメディアをうまく使いこなせないのではないかといった懸念があります。


 そこで、ガイアックスさんなどのIT系の企業がこうした政治家でも有効にソーシャルメディアを活用できるような手助けをするというビジネスを展開しているとのことでした。さらに、実際の事例を活用したグループワークなども取り入れていただき、楽しく学習をすすめることができました。

 

 ネット選挙という、まさにホットな問題に最前線で取り組む現場を肌で感じることができてとても有意義なフィールドワークになりました。

  

文責:瀬野貴之