2012年度 第2回フィールドワーク

@陸上自衛隊広報センター


 6月23日土曜日、陸上自衛隊広報センターにて第二回のフィールドワークを行いました。今回この場所をフィールドワークの場所に選んだのは、定例会でディベートのテマとして取り上げたPKOに関する知識をより深めるために自衛隊について深く知ろうという意図によるものです。


センター見学


 この広報センターは2002年にオープンした陸上自衛隊最大の広報施設で、陸上自衛隊朝霞駐屯地に隣接しており、2009年には民主党政権の行政刷新会議による事業仕分けおいて入場料の有料化実験が行われたことでも注目を集めました。現在入場料は無料となっています。


 広報センターは2階建てで、2階は陸上自衛隊の任務・組織、また歴史や遺産を学べる展示コーナーになっています。陸上自衛隊のこれまでの派遣先における活動風景などを豊富な写真によって見ることができます。そして1階では、フライトシミュレーター、射撃シミュレーター、装備体験、3Dシアター、オープンシアター、戦車・ヘリコプター・地下指揮所の展示などを通して自衛隊の活動を知る事ができます。


 テレビや写真を通しては見ていた自衛隊の活動ですが、実際に間近で見る戦車やヘリコプターの姿は圧巻でした。印象に残ったのは、フライトシュミレーターと3Dシアターです。フライトシミュレーターというアトラクションは、ヘリコプターに乗っているような感覚を実際に体験できるものです。とても精巧にヘリコプターの揺れや動きがプログラムされており、本当にヘリコプターに乗っているような感覚になりました。3Dシアターは、3Dめがねをかけて自衛隊の活動風景を実際に目の前で行われているかのように見ることができます。戦車が走っている光景や、射撃訓練をしている光景を3Dで見ることができ、とても迫力がありました。


所感


 今回のフィールドワークを通して、日本という国家の安全を日々守ってくれている自衛隊の歴史や活動をより深く理解することができました。今回参加したメンバーはPKOについて考える際にもこれまでとは異なった視点が得られたのではないかと思います。とても充実したフィールドワークとなりました。


文責:練宇川真司