2017年度 新入生歓迎合宿


 4月15日から16日にかけての2日間、Front Runnerのメンバー間の親睦を深めるとともに、4月に新しく入会した9期のメンバーにFront Runnerの活動内容を知ってもらうことを目的として、千葉県にて新歓合宿を行いました

1日目


 午前10時、日吉キャンパスに集合し、バスに乗り込みました。 天候にも恵まれ、清々しい合宿の始まりとなりました。途中、海ほたるで休憩を取り、スポーツレクリエーションが行われる体育館へと向かいました。

 

   スポーツレクリエーションでは6班に分かれ、合宿係による様々なレクが行われ、最後にチーム対抗でドッチボールを行いました。スポーツレクリエーションを通して、気持ちのいい汗を流すとともに、学年関係なくメンバー間の親睦を深めることができました。

 

 スポーツレクリエーション終了後、バスで宿泊先まで移動し、自由時間となりました。宿泊施設の目の前に広がる海を満喫しに行ったり、部屋でくつろぐなど、各々が自由時間を楽しみました。自由時間終了後は、夕食を取りました。その後は、入浴時間となり、最後に1日目の締めくくりとして合宿係による様々なレクリエーションが行われ、学年の垣根を越えて談笑する姿が見られました。

2日目


 朝食後、7期(3年生)による学習企画「人生のターニングポイント」が行われました。この企画では、自らの半生を振り返り、自分自身と改めて向き合いました。また、Front Runnerでの活動をこれからの自分にどう活かしていくかについて考えることを目的としました。この企画におけるターニングポイントとは、自らの価値観や生き方の転換点となった出会いや出来事を指します。まず、企画の導入として、羽生結弦選手(フィギュアスケート)や黒田博樹選手(元 広島東洋カープ)、大泉洋さん(俳優)といった著名人のターニングポイントの例が挙げられました。その後、サークル員各々が自分のこれまでの半生を振り返り、幸福度を時系列でグラフに表し、特に自分自身に影響を与えた3つのターニングポイントについて1分半で発表しました。具体的には「中学生時代に野球を教えてくれたコーチとの出会い」や「6歳の時に海外から来日した経験」、「小学校、中学校、高校、大学と4度にわたる受験」などが挙げられ、各々のターニングポイントをサークル員同士で共有しました。この企画を通して自らの半生を振り返り、現在の自分が過去の様々な出来事や人との出会いに影響されていることを改めて認識しました。また、これからのFront Runnerの活動がサークル員にどのような影響を与えるのかを展望する有意義な企画となりました。

 

 その後、8期(2年生)による学習企画「Be Creative?」が行われました。「常識」「恋愛」「学ぶ」という3つの言葉の定義を、班ごとに考えました。サークル員からは、常識=「ある共同体において思いやりが生んだ最大公約数の幸せを守る認識」「打ち破るべきか、従うべきか、自分の判断力が試される人生のテスト」や、恋愛=「ドーパミンのいたずら」「1000年前からある一番心地良いストレス」、学ぶ=「主体的に生きること」、「lim1/x x→+0(無限を表す、学ぶことには終わりがないという意味の数式)」というように、辞書の意にとらわれない自由で発想豊かな定義が多数挙げられました。この企画では、個々人の価値観が異なるため、1つの言葉に対して複数の見方があるという面白さや、様々な意見が挙げられるなか、班員全員が納得できる統一の定義を構築する難しさを実感しました。また、今後Front Runnerの活動を通して学びを深めていく上で、知り得た知識や見聞をもとに、自分なりの考えをクリエイティブに生み出していくことが重要であると感じました。

 

 その後、宿舎でBBQをし、バスでいちご狩りへ向かいました。いちご農園では、練乳の入った器を片手に、大粒で真っ赤に熟したいちごを堪能しました。サークル員は各々満足げな表情で、摘み取ったいちごを味わっていました。

 

 今回の新歓合宿を通して、メンバー間の交流を深めると同時に、これから始まる定例会での活動が非常に楽しみになりました!

 

文責 岡根歩美