2013年2月11日、待ちに待った春合宿がスタートしました。
オリンピックセンターに集合し、班ごとに役割や立論の確認などディベートの最終準備を行いました。11時ごろに、全体挨拶を済ませ、これからの宿泊にむけて生活ルールの説明があった後、皆で昼食を食べました。
そして14時から、いよいよディベートです。
今回のテーマは「消費増税」と「道州制導入」の2つ。春合宿に向けて肯定班、否定班ともに2か月間かけて準備をしてきました。本番では「消費税肯定班A 対 消費税否定班A」、「消費税肯定班B 対 消費税否定班B」、「道州制肯定班A 対 道州制否定班A」、「道州制肯定班B 対 道州制否定班B」、に分かれて試合をしました。どれも白熱したディベートとなりました。 (詳しいディベート内容は、各リンクをクリックしてください。)
休憩後、審判から講評と結果が発表されました。今回は普段行うディベートとは異なり、全員が審判としてディベートの評価をしました。今回のディベートを通して、消費税や道州制についての知識が深まっただけでなく、チームワークの取り方やスピーチの仕方も学ぶことができました。 夕食後は学年別でミーティングを行い、4月から始まる新歓について考える機会をもちました。
朝食後、9時半から法政大学教授である小峰隆夫氏による講義が行われました。講義についての詳しい内容はこちら。
昼食を終え、13時より拓殖大学教授の井尻千男氏による講義が行われました。講義についての詳しい内容はこちら。
休憩をはさみ15時半から、地方主導権型道州制国民議会会長の江口克彦氏による講義が行われました。講義についての詳しい内容はこちら。
夕食後は、日吉代表による学習企画「コーチング」が行われました。コーチングとは、対話を通してクライアントを目標達成まで導く方法で、企業では人材開発の技法として用いられています。 今回は、2人1組になって実践しました。コーチングには「傾聴→問いかけ→フィードバック」という一連の流れがあり、10年後や20年後自分はどうありたいか、それぞれが考えました。 将来の夢に近づくために明日から何をすべきか、身近な目標を立てることができ、また、話し合いを通して親睦を深めることもできました。
朝食後、9時半から春合宿最後の講義が行われました。 講師は日本経済団体連合会副会長・事務総長を務める中村芳夫氏です。講義についての詳しい内容はこちら。
昼食後は、もう一つの学習企画です。今回はグループディスカッションを行いました。 近年、企業の就職試験にも用いられていますが、議論する力を養うためには、話す・聞く・考えることだけではなく、チームワークが重要です。 今回は時間制限を設け、結論を必ず出すというルールで行いました。「FRの活動に追加したい新企画」というお題では、パネルディスカッションやプレゼン大会など魅力的な企画が提案されました。どのグループにおいても、より良い提案のために一人一人が積極的に発言している姿が見られ、有意義なディスカッションとなりました。
休憩の後は、リフレクションです。ディベートにおける2つのテーマ消費増税と道州制導入について、もう一度肯定否定の両立場から考えました。
その後、4期代表から3期の先輩方に向けて感謝の言葉が送られ、3期代表から引き継ぎの挨拶がありました。先輩方、本当にお疲れ様でした。 そして夕方から、新宿にて春合宿の打ち上げが行われました。
4人の講師による講義を通して知識を深め、様々な学習企画で実践して学ぶ。ハードなスケジュールではありましたが、集中的に勉強する実の詰まった3日間となりました。
文責:平野玲奈