2015年度Front Runner公開講演会

社会のカダイ本気で闘う生き方

 

SOCIAL INNOVATION 

本講演会は終了致しました。

多くの方にご来場頂き、誠にありがとうございました。

趣旨


 近年、戦後から続く日本の伝統的な労働制度に変化が生じ、多くの労働問題が顕在化する中で、人間関係の希薄な都会における、非人間的でストレスフルな働き方や暮らし方に限界を感じる若年労働者が増加しています。こうした時代の潮流の中で、地方ならではの閑静な暮らしや人間味溢れる他者との関係性に価値を見出す人々が増加し、地方に移り住むU・Iターン現象が注目を集めています。しかし、その地方も少子高齢化、雇用不足、教育格差など多くの社会問題が山積し、更なる衰退が危惧されているのが現状です。都市にも地方にも深刻なひずみが生じている今、社会全体の問題に真剣に対峙し、解決へと導くロールモデルやアイディアが必要とされていますが、実際に社会問題の解決に取り組むには知識や情熱に併せて、明確なビジョンや組織の牽引力など必要な能力が多く、それら全てを的確に理解し、習得することは容易ではありません。

 そこで、東北食べる通信の代表として、日本国内における食への意識の軽薄化を改善し、「都市と地方をかき混ぜ」ようと志す高橋氏のお話をお聴きすることで、食を中心とする日本の第一次産業の厳しい現状や、それを問題と認識しつつ、行動にまで踏み出すことのできない都市の現状についても理解を深めると共に、社会問題に正面から対峙し、解決へと導く人物と成り得るために必要な資質や志の持ち方などについて思案する機会とする。

講師


高橋博之    

 

 1974年、岩手県花巻市生まれ。2006年、岩手県議会議員補欠選挙に無所属で立候補、初当選。2011年の震災後、後援会を解散し事業家へ転身。“世なおしは、食なおし。”のコンセプトのもと、2013年に特定非営利活動法人「東北開墾」を立ち上げ、史上初の食べ物つき情報誌『東北食べる通信』を創刊。その後一般社団法人「日本食べるリーグ」を創設。東北食べる通信の編集長として東北各地をとびまわる一方、「3年間で100の食べる通信創刊」を目標に、全国行脚。ビジョンに共鳴する全国各地の団体・個人との連携活動を行っている。

 

講演内容


・新聞記者を目指し続けた就職浪人時代や代議 士秘書時代の経験、当時芽生えた「当事者意識」とは何か

・ 地方の生産現場と都市の消費社会の現状、食べる通信の目指す「都市と地方がかき混ざった社会」や「一億総百姓社会」とは何か

・ 社会問題と本気で闘うために必要な資質や信念、行動力とは何か。自らが社会問題の解決に尽力するやりがいと、その意義とは何か

申し込み


【申し込みフォーム】
終了しました

*お申込は慶應義塾大学の学生限定です。

*Facebookページで参加表明をしただけでは申し込みは完了していません。フォームからの申し込みをお願いします。

【定員】

420名(先着順) 入場参加無料

アクセス


場所:慶應義塾大学日吉キャンパス


最寄り駅:東急東横線日吉駅より徒歩3分

     グリーンライン日吉駅より徒歩3分

日吉案内図↓

校舎案内図↓

コンタクト


【主催団体】

Front Runner

【設立目的】 

将来社会を担うものとして広く見識を深め、社会の発展に寄与する先導者を輩出する。

VISION】 

Create the next society!

MISSION

学生と社会をつなぐ

未来の先導者を輩出する

【活動内容】

「日本のこれから」というテーマのもと、勉強会で扱うテーマをメンバー間で学習する事前学習とリフレクション、社会人の方をお招きしての勉強会、普段なら行くことのできない社会の現場に赴くフィールドワーク、この3つを柱として活動しています。

 

Facebookページ   :https://www.facebook.com/events/1219033738113758/

公開講演会Twitter : https://twitter.com/FR_keio_open

E-mail                 :front.runner.keio@gmail.com